【撮影秘話④】YouTube“Tuba mirum”動画アップ記念

【撮影秘話 バス篇】

Tuba mirum 〜モーツァルト作曲《レクイエム 》よりWolfJunk 2021 remix version


https://youtu.be/nGhKB0vfgpw


写真はバス撮影の様子。

場所は「河口湖音楽と森の美術館」メインホールです。

寒かった屋外での撮影とは違って、暖かく、安心して撮影ができました。

というのもメインホールは“自動演奏楽器の劣化を防ぐため”に冬はなんと一晩中床暖房をつけっぱなしにしてあり、昼間暖房を切っても余熱で結構暖かいのです。この世界的にも希少な自動演奏楽器を護るため、日々細やかにメンテナンスがなされているのであります。


さて、バスは一番最初にソロで登場する声域です。

バスのキャラクター設定は「神への畏敬の念を抱くもの」。

具体的には、重い、厳格、真面目、頑固というような雰囲気を醸し出すよう歌っています。また衣装は黒、髪はオールバックで、見た目にも雰囲気を統一できるようにしてみました。

ちなみに衣装は、シャツも黒にするつもりだったのですが、なんとうっかり、普段よく使う白いシャツで撮影に臨んじゃいました😅で撮影が終わってからそのことに気付いたという…結果的にはかえってそれでよかったと思いますが…ハハハ💦


バスの撮影は、自動演奏楽器内部の照明以外を落とし切った状態から。このシーンは、まず自動演奏楽器がカタカタと音を立てながら動き出す様子から始まります。

これは、自動演奏楽器内部の機械の贅沢なデザインや機能美に惚れ込んだ「制作スタジオ ヒルビリー」古屋さんの発案でした。

自動演奏楽器に重なるように僕が歌い出しますが、この場面では正面、下、横と何度も同じフレーズを歌い、モニターで映り具合を確認しながら進めて行きます。

撮影の古屋さん、助手のカトちゃんの細やかな心遣いに助けられて、バスの撮影は非常にスムーズに進んだのでありました。


それにしても、メインホールの開閉、照明、自動演奏楽器の動かし方など「河口湖音楽と森の美術館」の皆様の御協力なしにはできなかったこと…皆様の暖かいお気持ちに心から感謝です。

どうもありがとうございました‼️

クラシック歌手 「本岩孝之」 オフィシャルウェブサイト

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