2023.6.11(日)テクノオペラ「観音抄」in 十日町

2023.6.11(日)14:30開演(14:00開場)
会場:越後妻有文化ホール「段十ろう」
   (新潟県十日町市本町一丁目上508-2)
全席指定 ¥4,000-

内容:「甦る万葉伝」〜松の山・鏡ヶ池伝説

第一部〜落語「松山鏡」 出演:三遊亭竜楽

第二部〜テクノ・オペラショウ「観音抄」
出演:本岩孝之 新南田ゆり 東浩市 野久尾智美 大西恵代
※本岩孝之はバリトンでの出演です。

主催:越後妻有文化ホール「段十ろう」、十日町市
協力:まつのやま芽吹会、がちょうの会、かわにし夢きゃらばん
企画・制作協力:オペラ季節館

チケット・お問合せ:
越後妻有文化ホール「段十ろう」
025-757-5011
プレイガイド:段十ろう、南魚沼市民会館、魚沼市小出郷文化会館、イープラス

※オペラショウ「観音抄」は、十日町市の旧松之山町の鏡ヶ池に隠棲したとされる万葉歌人・大伴家持伝説に由来する作品です。
鏡ヶ池は、万葉歌人・大友家持が、蝦夷・東北征伐に失敗し、越後に配流された後、隠棲したと伝えられる場所。そこでは家持の妻、娘に関わる物語が、能、狂言、落語の素材となって現在も度々上演されています。
昨年は野村万作・萬斎等による狂言「鏡男」を公演。
本年は、落語とオペラで、十日町市における万葉物語を「甦る万葉伝」として、改めて光を当てようとするものです。

大伴家持が、蝦夷征伐の失敗の罪で追われ、この地の中尾に隠棲した。やがて土地の女との間に京子という娘を授かる。しかし、母親は、流行病で亡くなり京子は後に継母となった女に折檻される毎日だった。ある夜京子は折檻に耐え切れず、母の形見の鏡を胸に抱き、森の中の池の畔で泣いていると、まるで鏡のような水面に悲しげな母の姿を見た。それが自分の姿とも知らずに「お母さん!」と叫びながら池に飛び込んでしまう。そして、いつかその池は「鏡が池」と呼ばれるようになったという・・・。
この伝説が、明治時代にドイツ語に翻訳され、「世界童話集」に収録されました。そして、後に尋常小学校の教科書に載り、また謡曲や落語「松山鏡」としても親しまれるようになりました。

2021年京都の世界遺産仁和寺で上演した「観音抄」。
今回はゆかりある場での公演です!!

クラシック歌手 「本岩孝之」 オフィシャルウェブサイト

クラシック歌手 「本岩孝之」オフィシャルウェブサイト

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